こちらのブログでもご紹介しているRPAについて
今回はメリットとデメリットをご紹介したいと思います。
RPAは業務の効率化を実現する技術として注目を集めており
今では中小企業でも導入している企業が増えてきております。
中でも会計事務所はRPAが得意とする業務が多いので
特に導入する企業が多いと思っております
ですが、きちんとしたメリット・デメリットを確認しておかなければ
後になって「こんなはずでは・・・」という事態が起きかねません。
きちんとメリット・デメリットを確認したうえで
検討することをお勧めします
まずRPAとは何なのか
RPAは、Robotic Process Automationの略で
パソコンでの事務作業を自動化できる技術の事を言います。
会計事務所で行われている業務でいうと
送られてきたデータを会計ソフトに打ち込む作業や
最近では手書きのFAXなどを文字認識でデータ化するという作業も登場してきています。
メリット1:残業代を削減できる
送られてきたデータを仕訳として会計ソフトに打ち込む繰り返し作業は
RPAが得意としている作業です。
確定申告時期や繁忙期などは
PRAにデータ入力を任せると残業代を節約することが可能になります。
メリット2:ミスを防止できる
RPAは決められたルールで正確に作業をするため
ミスを防止できます。
人の手で業務を行うとどうしてもミスは発生してしまうのですが
RPAを導入することでミスを防ぎ
業務品質の向上が期待できます。
メリット3:1日中稼働させられる
RPAはパソコンが壊れない限り24時間365日稼働することができます。
業務が速くなるだけでなく、スケジュールの大幅な短縮でき
さらに残業代を請求されることもありません。(電気代はかかります)
RPAによる業務が増えるほど、人が行う業務の削減にもつながります。
デメリット1:止まってしまうするリスクがある
次はデメリットをご紹介します。
RPAはパソコン上で動くシステムであるため
エラーななどが発生すれば作業が止まる危険性があります。
例えば人が見ていない夜にエラーや停電で停止してしまうと
次の日の朝まで止まったままという状態になる可能性もあります。
デメリット2:情報漏洩の可能性がある
ネットワークに繋がったサーバにでRPAを利用していると
外部から不正にアクセスされる可能性はあります。
人が見ていないときパソコンが外部から狙われるという事を防ぐためにも
情報セキュリティの対策をする必要があります。
デメリット3:間違えた作業でも続けてしまう
RPAの良さでもありますが
覚えさせた作業は指示の内容をそのまま正確に行います。
なので指示の内容そのものが間違えていても
途中で止まることなく間違えたまま続けてしまいます。
そのため作業をする前のテストや
定期的なメンテナンスを行うことが重要になってきます。
まとめ
業務が効率よく行われるRPAの技術は日々進んでいます。
ただし完璧なものではなく人が教えたまま動くものなので
使う側の正しい知識や正しい保守が必要不可欠ではないかと思います。
弊社ではPRA導入のための支援サービスを行っております。
もしよろしければこちらをご覧ください